オリエンティアがOMM に参加するときの地図読みの3つの注意点

こんばんは、ファルコンMです。

 

OMM 2017 StraightB クラスに初参加。

学生時代にオリエンテーリングをやっていた経験を生かしてなのか、わりと上位に食い込むことができた。

 

OMMは、競技形式はオリエンテーリングだが、地図の表記はオリエンテーリングと違うところがある。

 

今回はそれを踏まえながら、オリエンテーリング出身者がOMM に参加するときの地図読みの注意点を私の体験も交えながら書くことにする。

 

ルートチョイスは道走りを優先的に選ぶ

 

走ってみて分かったのだが、鉄則だ。

オリエンテーリングの感覚で地図を読むと、道走りでなく山を突っ切るルートが見えてくる。

 

だが、突っ切るといってもOMM の地図は植生の表記がない。山の中は、全部A藪表記だ。だから、A藪だと思ってい行っても、C藪だったりする。

 

( A藪 : 走行可能な林、C藪 : 歩行困難な藪 と解釈していただきたい。)

 

特に、オリエンティアの場合はオリエンテーリングの地図読みに慣れているため、この罠にひっかかりやすい。

 

オリエンテーリングの感覚でむやみに山を突っ切るルートばっかり選んでいたら遅くなる。

 

山を突っ切る気持ちを抑えることが大切。

 

ちょっと遠回りかなと思っても、道走りを選んだ方が速いということがほとんどだろう。

 

縮尺が小さいので、沢や尾根を間違えやすい

 

オリエンテーリングの地図は、1:15000か1:10000 かもっと大きな縮尺の地図を使う。OMM は1:30000 の地図を使う。( 2017年 ) 。

 

オリエンテーリングとは倍以上違う。

 

山の中を走っていると、チェックポイントにしている地形までかなり遠く感じる。

 

オリエンテーリングの感覚でいると、手前の沢や尾根をチェックポイントの地形と間違えてしまう。

 

しばらく走っていれば慣れるが、最初のうちは戸惑うだろう。

 

チェックポイントの地形を見つけたら、手前と間違えていないかを1回疑ったほうがいいだろう。

 

オリエンテーリングと同じかそれ以上に、最初はスピードを出さずに、地図の地形と現地の地形を合わせながら、感覚をつかんだ方がよさそうだ。

 

地図の精度がオリエンテーリングより格段に悪い

 

失礼な言い方になってしまったが、これもOMM というところなのか。

 

オリエンテーリングの地図と比べるとOMM の地図の精度は悪い。

細かい沢や尾根が表記されていなかったり、崖の表記があやふやだったり。

 

私も「この沢表記されてないんじゃねぇの?」ってところが何か所もあった。

 

地図は多少は間違っているということを頭の片隅に入れておいたほうがいい。

 

地図の精度がいいオリエンテーリングの大会とは違う。

 

悪い地図の精度のオリエンテーリングをすると、OMM のいい練習になりそうだ。

一昔前の地図の練習もいいかもしれない。( OMM の地図に対して失礼な言い方になってしまってごめんなさい。)

 

まとめ

 

オリエンティアがOMM に参加する場合の地図読みの注意点をまとめてみた。

 

だが、そうは言ってもオリエンティアは地図読み能力があるので、かなり優位であることに変わりはない。

 

OMM で妥当オリエンティアを目指すときは、オリエンティアは上に書かれていることが弱点になるので、そこをうまく攻めると勝てるかも。

 

OMM 参加前に地図読みの不安点をまとめた記事を書いた記事は以下。

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