こんばんは、ファルコンM です。
組み込みソフト開発で在宅勤務をやって、2ヵ月が経過。
組み込みソフト開発の在宅の良いところ、悪いところをまとめてみた。
在宅勤務の良いところ
毎日進捗報告をしなくていい
会社で働く場合、毎日の進捗報告を義務化していることが多い。
組み込みソフト開発は、はまることが多い。
ものすごく進捗がある日もあれば、全く進捗がない日もある。
ものすごく進捗がある日だったらいいんだけど、全く進捗がない日の報告はつらい。
「何を報告しようか?」と考えることに時間が取られる。
「進捗がないからどうごまかそうか?」と考えることもある。
全く進捗がない時ははまってることが多い。なので、報告内容を考える作業をするくらいなら問題を早く解決したい。その中で進捗報告を考えなければならない。
それでまとまっていないまま報告したら、上司から怒られる。
めんどくさい。
在宅勤務の場合、毎日の進捗報告がない。
はまったときは、進捗報告のことを考える必要がないので、その分のエネルギーを業務に使える。
進捗報告はしないとだめだが、毎日決まった時間にする必要はなく、かなり融通が利く。
まとまっていない進捗報告がないので、上司から怒られるストレスもない。
在宅勤務の方が、毎日の進捗報告がない分、業務に集中できる。
会社の急な仕事をしなくていい
会社で働く場合、急に別の仕事を振られることがある。
別のプロジェクトの仕事だったり、新人教育だったり、訳の分からない会議だったり。
組み込みソフト開発は、作業の準備と後片付けに時間がかかる。
そして、機器の準備、後片付けは断線などの故障の原因にもなる可能性がある。
急な仕事を言われるたびに機器を片付けて、終わったらまた機器を設定してパソコンの設定して、と思ったらまた片付けて、、、
準備と後片付けを繰り返していくうちに、機械が故障して原因調査。
そんなことをやっていたら無駄に時間が過ぎていく。
在宅勤務の場合、急な仕事をしなくていい。
急な仕事を頼む人はいないから。
電話で急な仕事を言われた場合、「この時間にやります。」って言うだけでよい。大抵それでなんとかなる。
時間管理を自分ででき、準備と後片付けの回数が減る。
無駄な時間が減って、機械の故障も少なくなる。
在宅勤務の悪いところ
会社の機器が使えない
組み込みソフト開発の場合は、会社の機器を使いたい場合がある。
- オシロスコープ
- パルスジェネレータ
- 安定化電源
- その他、そのシステム特有の計測機器など
自宅の場合、使いたいなあと思っても気軽に使えない。使うとなったら委託先の会社に行って使わせてもらうなり、何らかの方法で手を打たなければならない。
私の場合は、オシロスコープを使いたくなったことがある。
かといって、オシロスコープを使うために委託先の会社に行くことはできない。
なので、代替品のアナライザを使った。
初めて使ったのだが問題なく使えた。むしろ、新しい機器の使い方を覚えることができて有益だった。
新しく調べるきっかけを与えてくれる環境と捉えることもできるかもしれない。
気軽に相談できない
これも悪いところ。
組み込みシステムの場合、口の説明だけでは伝えきれないところが多い。
実際機器を触りながら説明してもらったほうが早い。
前任者に話を聞くことも気軽にできない。前任者がやったトラブルをまた自分がやってしまうことも考えられる。事前に聞ければそんなことはなかったのに、、、となることもある。
その分、自分で考える必要があるため、自分で考える力はつく。
こっちも、悪いところを良いところに捉えることはできそうだ。
まとめ
ざっくり書いたがどうだろうか?
私は、在宅でできるならば、在宅ですることをお勧めする。
会社のめんどくさいことをしなくてよいから。
どうせ仕事をするならもっとクリエイティブなことに時間を割くべきではなかろうか。
以下の記事も参考に。組み込み開発で在宅勤務をする場合について書いた。
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