こんばんは、ファルコンMです。
トレランの中で一番印象深かったレースは、何と言ってもUTMF( ULTRA-TRAIL Mt. FUJI )
100マイルの過酷なレース。
私は、第3回大会と第4回大会で2回とも43時間台で完走。
私は北陸地方に住んでいる。
北陸地方では近場にトレランできる山が少ない。
しかも、12~3月は、積雪のため山を走る練習はできない。
初めて走ったUTMF は2014年の第3回大会。
4月開催だった。
直前の山練習がほとんどできていない状況での初挑戦になった。
だが、このような状況でもUTMFは完走できた。
今回は、UTMF を完走するために実施したトレイルラン以外のトレーニング方法を紹介する。2018年は春開催なので、参考になるはずだ。
100km マラソンを走る
![](https://falconm.com/wp-content/uploads/2017/08/db74ce13a59ee1f6a2745b4777987faa_s.jpg)
UTMF はロードが多い。
ロードではある程度スピードを出さないと関門に引っかかる。
トレイルを走るよりも速いスピードが要求される。
また、UTMF は完走目的ならば、40時間以上走り続けることが要求される。
フルマラソンの30km 走の練習だけでは不十分だ。
100km マラソンを走ることは、UTMF 完走に向けていいトレーニングになる。
ロードでのトレイルよりも速いスピード練習ができるし、長時間走の練習ができる。
100km マラソンは、トレランができない環境でもできる。
わざわざ大会にでなくても、個人でもできる。( 一人の場合はモチベーションが問題になりそうだが、、、)
私は、100km マラソンはUTMF 完走当時は年2回大会で走っていた。
アップダウンのきつい野辺山100km マラソンを11時間台で走れていた。
UTMF を走る権利があるならば、長距離トレイルランは完走しているはず。
だが、100km マラソンは走ったことないって人がいるかもしれない。
100km マラソンは、UTMF を走る前に1回以上は走っておくことをお勧めする。
階段を登るトレーニング
![](https://falconm.com/wp-content/uploads/2017/08/c3d88531771c3154bb0b76b35ea8c0fa_s.jpg)
登りを鍛えるための定番トレーニング。
トレイルで200段くらいの階段は、絶好のトレーニング場。
だが、オフィスのビル内での階段でも十分効果がある。室内なので、もちろん雨、雪も関係ない。
階段の登りの練習は、トレランができない環境でもできる。
私は、2段飛ばしでの階段ダッシュ をトレーニングに取り入れていた。
また、近くに400段の階段があるので、そこで1日5往復階段登り降りをしていた。
次に紹介する荷物を背負っての階段の登りは、さらに負荷がかかってよい。
荷物を背負って走る
![](https://falconm.com/wp-content/uploads/2017/08/520f9cc066867a36bf320d785ab3ab2c_s.jpg)
UTMF では、装備品をザックに全部入れると。重さが4~5kg くらいになる。その荷物をずっと背負って走らなければならない。
その荷物を背負って走る練習は絶対に欠かせない。
荷物を背負って走る練習は、トレランができない環境でもできる。
私は、4kgの水を背負って10km 走った。
また、時間があるときは、20~30kmを 4kg の水を背負って走った。
ロードを走る場合でも、荷物を背負って走る場合と走らない場合とでは、スピード感や疲労感が全然違う。
いざとなったら水を捨てられて軽量化できるのが、水を背負う場合のいいところ。
雨、雪の中を走る
![](https://falconm.com/wp-content/uploads/2017/08/3dbf84d4afc42478d4dfddc0cff8f26c_s.jpg)
UTMF が春開催になったこともあって、夜の山は氷点下近くまで気温が下がることが予想される。
そんな中で雨や雪が降る中走り続けたら、低体温症になりかねない。
雨や雪になれるために、その中で走るトレーニングはしておかなければならない。
雨や雪の中を走る練習は、トレランができない環境でもできる。
私は、わざわざ雨予報の日、雪予報の日を選んで走った。
レインウェアの性能チェックも兼ねて。
雪予報の日に走ったら、吹雪いてきたこともあった。寒かったが、UTMF 対策のいい練習になった。
最初は寒さはあまり感じなかったが、走っていると汗冷えしてきて、それで寒くなった。このことを知れてよかった。
まとめ
そんなに特別なことはやっていない。
トレランができない環境でも、普段の練習を少し変えればすればできることばかりだ。
トレイルランが毎日できるような環境にいる人は、そんな沢山いないだろう。
UTMF を完走するため、トレーニングを少し改善してみてはどうだろうか?
その他、忘備録のまとめは↓から
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