こんばんは、ファルコンMです。
UTMF( Ultra Trail Mt. Fuji )が2018年4月に1年半ぶりに開催される。
私は、第3回、第4回ともにUTMF 100マイルを完走した。
100マイルレースは未知の経験だったが、2回とも制限時間内に完走できた。
2回走った経験で、失敗した3つのことを忘備録として残しておく。
1. 体力を温存しすぎて関門に引っかかりそうだった
UTMFは、距離170km 累積標高差8000m。制限時間 は46時間。
かなりの長距離長時間レースになるので、序盤から無理はできない。
無理をすると後半ばててしまい走れなくなる。
序盤は抑えて終盤に上げていく、フルマラソンのようなネガティブスプリットな走りができれば最高だ。
だが、気をつけてほしい。
UTMF は前半の関門が厳しいのだ。
無理をしては行けないが、抑えすぎるのもよくない。
私が第3回で走った時は、最初は抑え気味で入った。
そしたら、第1エイドの手前で、「このペース関門ギリギリですよね?」って声をかけられた。
「!!!」
そんな関門ギリギリで走っているつもりはないのだが。最初の関門は大丈夫だろーって思って、関門のことをまったく意識してなかった。結果的に第1関門は大丈夫だったが、意識していなかっただけに何もわからず、かなり焦ってペースアップしてしまった。
そして、中間の関門は関門閉鎖の20分前に通過した。
終盤のことを考えすぎてペースを上げきれていなかった。
完走目指す人はフルマラソンのようなネガティブスプリットをやってはいけない。
序盤飛ばして関門をクリアして、後半は我慢の走りを目指した方がいいだろう。ポジティブスプリット!!
2. 水分の量が長距離区間で足りなくなった
私はエイドを出るとき、水700~1ℓを持つようにした。
真夏の暑さでなかったからこれだけで十分だった。
長距離区間は水を多めに持つようにした。
第4回大会 天子山地越えの 麓 – 富士宮の区間。
1.25 ℓ持った。
だが、残り5km くらいで水がなくなりかけてしまったのだ。
今までの区間は、大丈夫だったのに。
ここの区間を走り切るのに7時間かかった。7時間は1日の勤務時間とほとんど同じではないか?
天子山地越え区間は、2018年のUTMF でもある。
ここは完走目標ならばどうしても7時間かかるので、いつもの倍の水分を持っていきたいところ。
3. エネルギージェルを使いすぎて、後半下痢気味だった
雑誌の記事でトップランナーのザックの中身が紹介されている。その記事を見て、エネルギージェルの多さに驚く。
「こんなに持っていかんとダメなんやー」
それをまねして、第3回大会はエネルギージェルを多めに持っていく。1時間ごとに、エネルギージェルなりアミノバイタルなりを使った。
それが失敗だった。
前半でエネルギージェルを取りすぎて、中盤あたりで胃の調子が悪くなって食べ物を受け付けなくなってしまった。
後半は夜の寒さでお腹を冷やしてしまい、胃の調子の悪さも重なって、ずっと下痢気味だった。5時間くらい下痢の状態で走り続けたので、もうもう辛かった。
エネルギージェルを使うときは気をつけたほうがいい。
こんな記事を過去にも書いたので、参考にしてほしい。
まとめ
UTMF 100マイルレース。何が起こるか分からない。自分でも予想していなかったことが起こる。
私の場合の失敗例を参考にし、同じ失敗をしないようにしてもらえればうれしく思う。
忘備録のまとめは以下から。
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