プログラマと働き方改革 ( 2 )

働き方改革のお話の続き

就職活動について

大手企業に勤めるのは抵抗があった

 

私のいた大学院では、学校の掲示板に大手企業の推薦の貼り紙が出されていて、そこから選んで推薦で面接を受けて、就職するというルートがあった。小学校→中学校→高校→大学→大学院→大企業( または公務員 ) という標準ルートが決まっているかのように。同期の大学院生は、ほとんどがその標準ルートを選んでいる。

私は、そのルートを選ばずに、自分で就職活動をして、中小企業に入る道を選んだ。

 

大企業だと一つの仕事しかできない

 

大企業によると思うが、大企業に就職すると、そうなってしまうんじゃないかなと感じた。うまくいけば一つの仕事で出世できて、定年退職ができる。大企業なので、安定した額の給料ももらえる。

ただ、私は、それを選ばなかった。大企業がずっと安定しているかと言われると、そうでないと思ったから。ましてや、一つの仕事しかやらせてもらえなかったら、40代、50代になって、突然会社がなくなってしまったら、再就職先がたいへんだろう。下手に課長とか部長になってしまったら、もっと大変だ。年収と同じ額の会社は、なかなか見つからないだろう。でも、プライドがある分、そこは譲れない。

実際、私が就職活動した時から10年経ったが、最近ではT芝などがいい例だろう。

中小企業の場合は、大企業より安定していないというイメージがあるが、その分、いろいろと仕事をやれると思った。中小企業の場合は、人も少なくて、やることも多い。その分、仕事の全体の流れが把握できると当時思った。

中小企業に勤めて、仕事の全体の流れを体に叩き込んで、将来、自分が独立してもやっていけるようになりたいと思った。

 

まとめ

 

働き方改革が掲げるような働き方を目指すのであれば、もし会社員をするってなるなら中小企業に就職したほうがよいと思う。大企業にいて、仕事の一つしかできなくなってしまっては、その会社の方針にしかしたがうことができずに、働き方改革とは遠い生き方になる。

 

 


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