こんばんは、ファルコンM です。
前回記事は以下
今回はその続き。トップランナーとすれ違うことができるペース配分を計算した。
さて、トップランナーとすれ違うためには、市民ランナーはどのペース配分で走ればよいのでしょうか?
トップランナーがすれ違いの4箇所を通過するタイムは?
トップランナーはキロ2’54 ( 世界記録更新ペース )で走る想定。
すれ違い区間は4箇所ある。
トップランナーがすれ違い区間の先行側を走る時間帯は以下の通り。
- 駒形橋西詰( 15.1km ) – 蔵前1丁目( 16.2km ) ( 1.1km )
43分47秒 – 46分59秒 ( 3分12秒 )
- 門前仲町折り返し( 20.5km ) – 蔵前1丁目( 24.8km ) ( 4.3km )
59分27秒 – 1時間11分55秒 ( 12分18秒 )
- 蔵前1丁目( 24.8km ) – 日本橋( 28.4km ) ( 3.6km )
1時間11分55秒 – 1時間22分22秒 ( 10分27秒 )
- 高輪折り返し( 35.8km ) – 日比谷( 41km ) ( 5.2km )
1時間43分49秒 – 1時間58分54秒( 15分5秒 )
市民ランナーは、同じ時間帯にすれ違い区間の反対側を通過すればよいことになる。
市民ランナーがすれ違うための通過時間
市民ランナーがトップランナーとすれ違うためには、トップランナーがすれ違い区間の先行側を走っている間にその逆側を走ればよい。
つまり、以下のタイムの時間で通過すればよい。
- 蔵前一丁目( 13.5km ) – 駒形橋西詰( 14.8km )
43分47秒 – 46分59秒
- 蔵前一丁目( 16.2km ) – 門前仲町折り返し( 20.5 km )
59分27秒 – 1時間11分55秒 –
- 日本橋( 10km ) – 蔵前一丁目( 13.5km )
1時間11分55秒 – 1時間22分22秒
- 日比谷( 30.4km ) – 高輪折り返し( 35.8km )
1時間43分49秒 – 1時間58分54秒
すれ違うことができるフルマラソンのタイム
- 蔵前一丁目( 13.5km ) – 駒形橋西詰( 14.8km )
2時間4分50秒~2時間26分51秒 ( 2分57秒 – 3分28秒 )
- 蔵前一丁目( 16.2km ) – 門前仲町折り返し( 20.5 km )
2時間2分22秒~3時間7分19秒 ( 2分54秒 – 4分26秒 )
- 日本橋( 10km ) – 蔵前一丁目( 13.5km )
3時間44分47秒~5時間47分33秒 ( 5分14秒 – 8分14秒 )
- 日比谷( 30.4km ) – 高輪折り返し( 35.8km )
2時間2分22秒~2時間45分2秒 ( 2分54秒 – 3分54秒 )
となる。
この結果から、フルマラソンを 2時間2分22秒~3時間7分19秒、3時間44分47秒~5時間47分33秒 で走るランナーはトップランナーとすれ違うことができる。
まとめ
一番多くすれ違うことができるペースは、フルマラソンを 2時間4分50秒~2時間26分51秒 で走るランナー。3回もすれ違うことができる。だが、このペースは実業団~市民ランナーのトップレベルのものだ。プロレベルの練習をしないと3回のすれ違いはできない。
逆に、フルマラソンを 3時間7分19秒~3時間44分47秒で走るランナーはトップランナーとすれ違うことができない。かなり練習しているランナーのペースだ。かなり練習しているのにトップランナーとすれ違うことができないのはなんとつらいことだ。トップランナーとすれ違うためにも、ぜひトレーニングをして 3時間44分47秒 を切って走れるトレーニングをしてほしい。
フルマラソンを 5時間47分33秒よりもゆっくりペースで走る場合もトップランナーとすれ違うことができない。完走目標の場合のペースだ。
もしトップランナーとすれ違いたいならば、10km 地点までキロ7分で走ってみよう。スタートロスを考慮してのペース。
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