こんにちは、ファルコンM です。
いつも通りブラウザからサイトにアクセスすると、「安全な接続ではありません。」と怒られる。
さくらVPS Ubuntu のApache で構築したサイトは、Let’s Encrypt の無料SSL/TLS 発行サービスを使用している。
Let’s Encrypt は3ヵ月でサービスが切れてしまうようだ。
今回は、サービスの更新のやり方を備忘録として残す。
開発環境
- さくら VPS 1G プラン
- OS : Ubuntu 16.04
- git : version 2.7.4
- apache2 : 2.4.18
証明書のダウンロード確認
3ヵ月前にダウンロードしたものが残っているはず、と思って確認。
$ cd /home/ubuntu $ ls
上記コマンドで、letsencrypt のディレクトリがあることを確認。
もしなければ、以下のコマンドでダウンロードする。
$ cd ~ $ git clone https://github.com/letsencrypt/letsencrypt
letsencrypt の動作確認のため、help を表示する。
$ cd /home/ubuntu/letsencrypt $ ./letsencrypt-auto --help
私の場合は、過去にダウンロードしたものが古かったのか、自動でアップデートされた。
証明書の更新
まずは、Apache を停止する。
$ sudo service apache2 stop
停止した後、証明書を発行する。( 証明書の更新をしているというよりは、証明書の再発行をしているイメージ )
$ ./letsencrypt-auto certonly -a standalone -d ( ホスト名 example.com など )
上記コマンドで証明書の更新ができる。
成功すると証明書が、 /etc/letsencrypt/live/ホスト名 に保存される。
( 権限の問題でcd コマンドでの移動はできない。)
最後に、apache を再起動する。
$ sudo service apache2 start
この後、ブラウザからサイトにアクセスすると、証明書が更新されて正常に接続できることが確認できる。
まとめ
今回は無事Let’s Encrypt の更新ができた。
だが、3ヶ月後また更新しないといけない。
自動的に更新するシェルスクリプトを組んでみようか。
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