こんにちは、ファルコンM です。
今回は、星の郷野辺山高原100km ウルトラマラソンでサブ10するポイントについて3つ紹介する。
私は、9時間56分24秒で完走した実績がある。それを基にして紹介していく。
シューズ交換はしない、着替えもしない
パンフレットには、「前半トレランシューズ、後半ランニングシューズ」のようなことが記載されている。
確かに、前半トレイル区間が15km くらいある。トレランシューズの方が走りやすいだろう。
だが、トレランシューズはシューズ交換に時間がかかる。
シューズ交換をするとしたら42km 地点になるはず。
42km走って疲れている状態でシューズ交換しようとすると、手も疲れている状態なのか、いつもよりも時間がかかる。なかなか紐をほどくことができない。
さらに42km 地点は、エイドがコースから離れている。100m くらい余分に走ることになる。
サブ10狙いならば、シューズ交換はせず、ランニングシューズでずっと走り抜くのがいいだろう。トレイル区間は我慢我慢。
着替えもロスタイムが大きくなる。
同じく、疲れている状態での着替えはいつもより時間がかかる。
ゼッケンをあらかじめ付けていたとしても、「脱いで、汗ふいて、着る」のに時間がかかる。
サブ10狙いならば、着替えをせずに走り抜いたほうがいいだろう。
途中は歩いても大丈夫
私がサブ10取った時は、馬越峠は76km ~ 79km はすべて歩いた。
事前に走ろうと計画していたが、ここまでの疲労で走れる状況でなかった。
ここは無理せず、次の下りのために力を温存する作戦にした。
馬越峠以外にも、74km ~ 76km( 馬越峠の登り区間の中間のエイドまで ) と、90~100km は、歩きと走りの繰り返しだった。
電信柱を目印にしていた。
きつくなったら無理せず歩くのがいいかと思った。
最終的にサブ10できればいいのだ。
走るのがきつい勾配では、無理せず歩いて、走れる区間のために力を温存するのがよさそうだ。
平均でキロ5分30秒で走ることを意識する
サブ10達成するためには、平均でキロ5分30秒で走る必要がある。
私は平均してキロ5分30秒になるようにして走った。
- 平地はキロ5分30秒
- 登りはキロ6分
- 下りはキロ5分
これを目安にする。
ロスタイムが大きいところは、
- エイド
- 馬越峠
- 90-100km
私がサブ10達成した時は、上のことを意識した。
サブ10達成時のタイム
10 km 56:54 [ キロ 5:41]
- 0 – 7 km 平坦
- 7 -10 km 登り
30 km 2:47:36 [ 区間タイム 1:50:42 キロ 5:32 ]
- 10-20 km 登り
- 20-23 km 下り
- 23-30 km 登り下り
50km 4:30:20 [ 区間タイム 1:42:44 キロ 5:08 ]
- 30-34 km 登り下り
- 34-38 km 登り、おしるこエイドロス
- 38-50 km 下り
70km 6:35:05 [ 区間タイム 2:04:45 キロ 6:14 ]
- 50-66 km 登り下り、そばエイドロス、59km エイドロス
- 66-70 km 登り
90km 8:47:04 [ 区間タイム 2:11:59 キロ 6:36 ]
- 70-74 km 登り、そばエイドロス
- 74-79 km 馬越峠登り
- 79-85 km 下り、うどんエイドロス
- 85-90 km 平坦
100km 9:56:24 [ 区間タイム 1:09:20 キロ 6:58 ]
- 90-97km 登り下り
- 97-100km 平坦
エイドロス、馬越峠ロス、90-100km ロスも考慮して上手いこと走れているような気がする。キロ5分30秒で走ることを意識すれば、いい感じで行ける。
まとめ
私は野辺山100km ウルトラマラソンでサブ10できるとは思っていなかった。
だが、今回説明したようにある程度の走力と戦略さえあれば達成できる。
野辺山100km ウルトラマラソンのサブ10は決して夢物語でない!
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