こんばんは、ファルコンMです。
私は、学生時代オリエンテーリングをやっていた。
あの頃はオリエンテーリングに打ち込んでいて、学生選手権では2年連続団体戦で表彰台に登った。
だが、初めてオリエンテーリングをやった時は散々だった。ハイキング用の山で捜索隊が出されそうになったくらいだ。
そんな私がいろんな経験をして身につけた、迷わなくなる3つのコツを伝授する。
1, 進んでいて不安を感じたら止まれ
中級者、上級者はともかく、初心者は不安を感じたら止まったほうがいい。不安なまま走ったら、心配事が増えるのだ。
「ここ正しいのかな?」ということを考えている地点で、余計なことを考えている。
実際に正しい道を進んでいても、余計なことを考えている分、違うミスをする確率が高くなる。それよりも、不安を感じたら止まって、一度現在地を確認してから再び進めばよい。現在地を確認するのに要する時間は、数十秒程度だろう。ミスをしてから数分ロスするよりはよっぽどましだ。
「ここ正しいのかな?」と考えるより、地図を見て現地と照らし合わせることに集中することが大切。
そのためには、不安なまま進むよりも、一度立ち止まって不安をなくしてから進んだ方がいい。
2, 周りの人を気にするな
初心者にありがちなのは、前にいる人が正しい方向に進んでいると思い、流されてしまうこと。実際は前の人も違っているもしくは違うところに行こうとしていることが多く、焦りにつながり、ロスをしてしまう。
人をうまく利用するという考え方もあるが、初心者の場合は周りを気にせず自分を信じる力を身につけよう。自分を信じてミスをしても、それはそれで次に繋がる。
人間の修正なのか周りの人が正しいことをしているように思ってしまう。自分は間違っているように思ってしまう。
「周りの人も自分と同じミスをする人間だ!」と思えば、周りを気にせず自分のペースで走ることができるはずだ。
3, 1、2番はすごく慎重に
初心者、中級者、上級者問わず、1、2番コントロールは、確実に行きたい。数秒~数十秒ロスをしても確実に行ったほうがよい。
1、2番は、レースの流れを作る上でも重要だ。ここでミスをしてしまうと後々に響く。
駅伝でいうところの1区といったところだろうか。
特にスタートしてからスタートフラッグまでのスタートダッシュは絶対やめたほうがいい。そこにエネルギーを使ってしまうから。スタートフラッグまでは地図読みながら余裕をもって入るのがいい。
1、2番を確実に行ければ、次からは少しずつペースを上がるのもいい。
さいごに
ここまで書いてきて、オリエンテーリングは精神面が大きく影響するスポーツだ。マラソンや駅伝とは違う。そこに面白さを感じる。オリエンテーリング初心者の方はぜひこのスポーツを頑張ってほしい。
オリエンテーリング 地図を片手に大地を駆ける [ 日本オリエンテーリング協会 ]
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