こんにちは、ファルコンM です。
私は大学時代はオリエンテーリング部に所属。大学卒業してからもオリエンテーリングを定期的に10年間続けている。
そんな私が教えるオリエンテーリングで使うコンパスの選び方。
初心者向け
初心者、これからやってみようって方は、プレート型のものをお勧めする。Type3と呼ばれる。値段も2000~3000円と手ごろ。
大学のオリエンテーリングサークルでは、ほとんどの新入生はこのコンパスから使い始める。
このコンパスは登山用としても使える。登山の必須アイテムにコンパスも含まれるので、登山者は持っていて損ではない。( 使えなければ意味がないが、、、)
ロゲイニングでももちろん使える。
万能タイプなコンパス。
インターネット通販以外にも、登山用品店やホームセンターでも入手できる。
経験者向け
同じくSILVA のコンパス。プレートタイプ。
中級者から世界選手権に参加する選手まで使っている。
先ほどのType3と比較してみると、、、、
針がピタッと止まる
競技中に走っていてもコンパスの針がぶれない。( おそらく性能のいい油を使っている。 )オリエンテーリング競技中は走りながらコンパスを見ることが多い。その時でもコンパスの針がぶれないというのは重要な要素だ。
針が大きくて見やすい
これも重要な要素。山の中を直進するときにベアリングと針を合わせやすい。走りながら合わせやすいのでタイム向上につながる
高価
もちろん、性能が良くなっている分、値段は高くなる。初心者向けで紹介したものの3~4倍の値がする。
このコンパスはオリエンテーリングでタイム向上をガチで目指す人向け。登山者やフォトロゲイニングをする人にはお勧めしない。ここまでの性能は不要。
登山用品店では売られていない。
インターネット通販かもしくはオリエンテーリングの大きな大会で売られているくらいか。
ただ、最近はこの型のものはオリエンテーリング大会では売られているのをあまり見なくなった。主流ではなくなってきたのか、生産量が低くなっているのか?
経験者向け( サムコンパス )
SUUNTO スント コンパス ARROW-6 オリエンテーリング競技者のためのコンパス 【宅配便でのお届け】 メーカー在庫納期確認します
プレートタイプでなくサムコンパス。左手親指にはめて使う。
私は、サムタイプを愛用している。
サムリーディングしながら走りやすい
サムコンパスを使用する場合は、コンパスと地図を持つ手は必ず同じになる。コンパスと地図を常に合わせながら走ることが凄くやりやすい。
コンパスを持っていない手はフリー
コンパスを持っていないもう片方の手は自由に使える。藪をかき分けたり、急な崖を登ったり。Eカードを持つ手の専用にしてもいい。
直進の精度は落ちる
プレート型と比べると、直進の精度は落ちる。コンパスと身体を垂直にしにくい。
サムコンパスは、ベアリングを基本的に回さないで使う人も多い。
地形の特徴がなく直進を多用するテレインには、サムコンパスは向かない。
テレインによって、プレートタイプかサムタイプかを使い分けるのもいい。
サムコンパスは、必ず親指を使う。登山では邪魔になるので、お勧めしない。
フォトロゲイニングの場合は、直進はしなくて走りながら地図読みができるので、お勧めする。フォトロゲイニングでタイムを狙う場合は使ってみてもいいだろう。
この型のものも、オリエンテーリング大会の会場で売られているのをあまり見なくなった。
moscompass
moscompassモデル8レインボー – Eliteオリエンテーリングコンパスで左の手をプレートL
最後に紹介するコンパス。サムコンパス。
最近はこのタイプが主流になってきている。
走っていても針はピタッと止まる。本気で走っている場合でも問題なく使える。使い勝手は先ほどのSUNNTO と同じ。
オリエンテーリング大会の会場では、最近よく売られている。オリエンテーリング大会に行くことがあれば、そちらで買ったほうがだいぶ安く買える。
通販で買う場合は、高額になってしまう。
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